44th Universe.

怒涛の一週間でした。
怒涛だしカオスだし、チャンプルー状態だけども、
僕はゴーヤチャンプルーの中から、豆もやしだけを器用に箸で摘まんで食べる、
そんな人間です。

月も水も金も飲んで、毎日のように夜更かしして、
そんなだから会社ではかなり朦朧としてて、
でも最高に濃厚な一週間でした。


で、土曜日。
社会人になって最初に出来た、会社・大学関係じゃない友達と
上野へ行ってきました。

上野博物館では今、巨匠対決みたいなのやってて、
日本画とか焼き物とかいっぱいおいてあるんですよ。
教科書に出てくる、本阿弥光悦とか俵屋宗達とか与謝蕪村とかetc.
すげー楽しかった。
その中でも良かったのを何個か。

快慶作　地蔵菩薩立像
→本当に木彫りか？って思わせる位の布感の表現。
　仕事が丁寧すぎて、只ならぬものを感じぬにはいられず。

雪舟作　秋冬山水図
→ベタだけど、圧倒的な迫力に驚いた。

長谷川等伯作　四季柳図屏風　他
→比較対象にあげられていたのが狩野永徳なんだけど、
　力強い筆と大胆な構図で、威厳たっぷりの屏風を描き出す永徳とは違って、
　ただ淡々と植物の複層の質感を屏風に刻んでいく等伯の作品は
　かなりのテクノだと思った。自然が題材なんだけど、それが
　無機質に描かれているというか、整然と書かれているというか。

曾我蕭白作　群仙図屏風
→今回見た中では一番インパクトがあった。
　カラーと白黒、荒いタッチと繊細な精密描写、架空と現実が混在している作品。
　奇想天外という言葉がぴったりなのかもしれん。
　常人の想像力の範疇を果てしなく飛び越えた、才能あふるる作品だと思う。


っていう感じですかね。
曾我蕭白という画家に凄く興味を惹かれたことは間違いありません。


その後は横浜で飲んだ。
会社で上手くいかないことが急に頭の中に膨張し始めて、途中ものすごく落ちてしまった。
でも、すげー助けてもらった。ありがたいことです。


日曜日。
突然のお誘いにのって、ゼミの同期と江ノ島に泳ぎに行ってきました！
横浜に住んではや5年目。
初めての江ノ島での海水浴です。

で、やっぱり人がめっちゃめちゃ多い！海がきたない！
でも、あそこは来るものを楽しませてくれる魔力に満ちているんだろうなと
思いました。

その後横浜で飲んで。
帰り道にたまたま日本代表の試合をアイリッシュパブで放映してたから突入。
後半途中から見始めたんだけど、
観戦を始めたとたんに失点。もいっちょ失点。
で何度かのチャンスを潰したあとようやく得点。
それでも２－１で負けてしまいました。

今帰ってきて、洗濯物を見ながら途方にくれています。
眠たいからもう寝ようかな。笑