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2025/04/19 14:27 |
Have a Break.
久しぶりの522生活です。
昨日は4時に寝て、8時に起きて勉強していました。
ここから見る合宿所の裏山の緑は凄く綺麗でお気に入りです。
今日も凄く空気が澄んでいて、空は淡いパステルブルーを湛えていて、
本当に梅雨のシーズンなのかどうなのか疑わしい感じですね。

論文のアイデアの一つとして、"一つの世代のデータをロックして追跡する"という事を
以前ここに記しましたが、どうやらその方法は人口学の概念で用いられる様です。
その名も"コーホート法"。
このコーホート法は主に出生率とかに使われるみたいです。
たとえば昭和39年生まれの女性の合計特殊出生率は高いけど、
昭和43年生まれの女性の合計特殊出生率は低い、みたいな。
世代交代の周期が解ればその方法を応用した人口推計などが出来るみたいです。

そのコーホート法を使って労働に対するアプローチをしていきたい!
例えば就職が容易かったと言われるバブル期の若者の失業率を現在まで追跡したものと
就職氷河期と呼ばれる時期に就職時期を迎えた若者の失業率を現在まで追跡したものを
比べてみる。
普通ならば年齢が上がるにつれて失業状態というものは(派遣や契約という形を取るにせよ)
解消されていくので、20~24歳での失業率から30代にかけて失業率はぐんと減少する。
だがしかし、就職氷河期にぶちあたった層だとその減少幅は極端に小さかったり、
フリーター・パートの状態で滞留する人数が大幅に大きかったりするんじゃないかと。
それをグラフ・統計で明示的に示せれば、次は年齢階層別失業率に対する実証分析について、
年齢階層別の部分をコーホート別にし、全てのデータを編集して行けたらいいかな。

たとえば一概に"売り手市場"などと称されて、若者の失業率は低下、就業率は上昇などと言われるけど
新卒市場のデータを時系列的に追っていけば見落としてしまう層が出てくるわけで。
ただただ新卒市場の若者の就職支援政策だけをしてもしょうがないと思ったりする。

要するにコーホート別に分類し、
振り落とされた層に対して何らかの施策を打つべきである。
フリーター滞留が要因ならば非正規雇用に対するOJT→正規雇用への引き上げや
新卒市場以外にインターンシップ制度を拡大するなど、
または定年制度を改訂する事で新卒と中途の勤労年数を揃え、
(粗く言えば、新卒(22歳)が65年で定年ならば、中途(28歳)の定年を71にする) 
まず労働力としてのギャップを埋め、その上で労働生産性を落とさない様にする施策など。

うーーーん。
結局先行研究で自分の思惑に合致するものが見つからないんだよね。
でも少しずつ少しずつ見えてきているかな。

あーー。うん。
一旦おうちに帰らないと。
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2007/06/21 13:07 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

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