44th Universe.

昨日の晩はみんなで花火をした。
風邪っぽくて頭がフラフラしたけど、やっぱり夏の夜空と花火は合います。
そのままグズグズと鼻をならしつつ、止まらないくしゃみに辟易しつつ。

4日目。
思った以上に脚が動くと思ったのは思い違いで、
事は思惑通りにはいかないものだ、とつくづく思い知らされた。
(↑英語訳すると結構大変そうな文章になりました)
そう、つまりもう状態が酷すぎて判断の範疇にないって事。
ふくらはぎは朝からカッチカチで笑えるくらい。
右の大腿筋は昨日アイシングしまくって何とか動くといった感じ。

4日目はリレーカーニバル。3人チームでの4K,8K,Mile.
つまり、一人で走る距離は100m,200m,400m。
僕のチームはあずま・くわだ・まさしの広島バナナ軍団。
絶対的エース不在であるものの、平均的なバランスの取れたチーム。

4Kはアンカーで気持ちよくぶちぬいた。1着。チームは36秒。
8Kは1走で飛び出したけどキムの影すら踏めなくて25秒台くらいでバトンパス。
チームは1着を取り、タイムは75秒。

もーこの辺で全身に限界が訪れる。
緊張感とスプリント強度の高さで脚がバラバラになりそうだった。

そして最終戦、マイルリレー。自分はアンカーで。
60秒以内で帰ってくる事を目指していたけども、結局64秒かかってしまった。
だけどチームは1着を取ることができ、チームタイムも3分を切る事がなんとか出来た。
というわけで広島バナナトリオは見事に三冠を達成。

純粋に楽しかった。

そして合宿の行程が全部終わり、記念撮影をして。

僕は記念撮影の時間というのがどうしても苦手だ。
そこまでの何十時間という時間をたったの数コマで収める事なんて
到底不可能だし、何よりもその撮影は即ち終わりを意味するからだ。
合宿の終わり。辛かった練習の終わり。
そして何より、最後の合宿の終わり。
こいつらと過ごせる最後の夏の終わり。


なんとも言えない寂しさが其処にはあって、僕は一人で感極まってしまった。


最後の合宿にしてようやく僕は全メニューを達成する事が出来て、
最後の合宿にしてケガ無く最後まで走る事が出来た。(風邪はひいたけど)
それは何よりも氷を手配してくれたり、マッサージしてくれたり、
命の水を手配してくれたり、精一杯声援を送ってくれたマネージャー、
練習メニューの前を引っ張ってくれた、頼れる後輩、
同じレベルで切磋琢磨出来た、意識ある後輩、
一生懸命頑張っている姿を見せてくれる、健気な後輩、
そいつらの御陰だ。

達成したときはみんなで快哉を叫び、辛いときはみんなで励まし合い、
そんな感じに苦しいことも楽しいこともこの3泊4日で全部共有してきた。
短距離だけじゃない。
中長のみんなもフィールドは違えど、一生懸命な姿に鼓舞され続けた。


そんな濃厚な夏合宿が目の前で終焉を迎えていくのが、たまらなく寂しかった。


さようなら菅平。


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横浜に帰ってきて一番にしたこと。
それは壱八家のらーめんを食ったことだった。
しかし風邪の影響で味がほとんど解らず、なんか感動的には薄かった。
いつもどこかしら遠出した後はこのラーメンをすすって
横浜に帰ってきたことを実感していたのだが･･･。
燻った気持ちのまま帰路に。

家の中がモリモリ暑い。
温度計を見てみるとなんと36度。狂ってる･･････。
この家はどうして夏になるとこんなに暑いんだ。
入った瞬間に汗がビッシャーって噴き出した。


今から少し仮眠します。
起きてどーしてもしんどいようならバイト休む事を辞さない覚悟です。
というか寝たら朝まで起きられない気もしますが。
クビになるかもしれませんね。ま、ドンマイ。