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2024/11/27 01:26 |
帰省を振り返る。
というわけで帰省を振り返ってみます。写真をいくつか付けながら。
8月19日~8月23日までの非常に短い帰省で、しかも一点に留まらないから
いつも通りせわしない帰省になったわけですけども。

ここでは書ける事、書けない事があるので
うまく伝わるかどーかは分かんないんですが書いてみます。

まず19日は夜に広島着。
雷が轟く中を走って帰った。

母と義父と兄二人と我が愛猫が住む家。
ま、以前に書いた通りだけどこの家はマイナスのオーラに満ちている。
ここにいるとおかしくなってしまいそうになる。
何というか、漠然とした未来への不安にさいなまれているというか。
ただ単純に日々のルーティーンをこなしているだけといった雰囲気というか。
それはまあ事情があるわけだけど・・・。

兄は未だにパラサイト。パラサイトすべき親木はもう既にボロボロだけど、
新しい木に移る決断が出来ないままいたずらに時間を過ごしている。

結局母と少し会話をしたくらいで、
後は挨拶した位で会話になんぞならなかった。非常に寂しい事で。


20日は祖父母の家へ。
祖母は白内障の手術経過も良く、視力の回復に子供のように喜んでいた。
祖父は相変わらず脚が悪くてほとんど歩けないんだけど、それでも元気そうだった。

ばあちゃんからウチの家族の話やじいさんの話、
若い頃に川崎で体験した戦争の話とか色々聞いた。
じいさんの話について一つ衝撃的な事実を聞いてしまい、
ウチの家族の話についてもう一つ衝撃的な事実を聞いてしまった。
僕が大学を出て社会に出てしまったら、何かおおきく動く気がする・・・。

爺ちゃんとは政治の話とか社会の話をいっぱいした。
この点の考え方とかは凄い似ている。思考のルーツは爺ちゃんかもしれん。


ばーちゃん家から見える景色ね。朝焼け


21日火曜日。
18切符を買って広島から高松を目指す。
所要時間は5時間弱。
この位の時間なら揺られるのは気持ちいいもんだ。
本(超ひも理論の図解本)を読みながら、車窓を見つめながら。
瀬戸大橋を渡る時はさすがにテンションが上がった。
ほんで四国に久しぶりに上陸。



四国の山は漫画みたいに綺麗な稜線を持っているものがおおい。
きっと四国の人に風景画を描かせると、山は丸っこい可愛らしい絵になるんだろう。



高松。


駅前が激しく都会。商店街も結構でかいし活気がある。
道路も歩道も広い。良い街だと思った。
僕が来年から勤める会社の四国支店を見てきた。
ほんで菊井さんと岩浅さんと合流。


本場の讃岐うどんを食す。
讃岐うどんはコシがあってもちもちで、一本が長い。
そんなイメージです。
岩さんの携帯は鳴りやまない。束縛がきついのは大変だなって思った。


夕焼けが綺麗だったので撮った。


琴電のICカード、IruCa。
早く首都圏でも使えるようにしてください◎


22日水曜日。
岩さんとフィールドワークに。レンタカーを借りて飛び出す。
岩さんヨダレものの物件がごろごろ。
琴平の方に向かって車を飛ばしたけど、金比羅さんには昇らなかったよ。笑
駐車場で1時間くらい仮眠して市内にリターン。
岩さんと別れて、午後からは再び電車に。


この電車が途中から海沿いを走ってテンションが上がった。
あのボコボコと小島が海に浮いている景色、あれが
僕の心の中の海の風景なんだって再認識した。
故郷をひしひしと感じた、その景色の中に。

伊予三島に到着し、少し散策。
駅前はいわゆるシャッター通り。しょうがないか・・・。
天気雨に降られるも雨の匂いが素敵だった。

親父と合流し高知まで。
飯を食ってホテルで寝る。

親父は今61になって。
脳梗塞、心筋梗塞。2つの病気を乗り越えて相変わらず精力的に動き回る。
自由人。その言葉が一番よく似合う。
世の中をサバイブする処世術に長けてて、目標のためなら
博打でも下水処理でも何でもやる。そういう人。
親父の若い頃の話を少し聞けた。それもまたすげー話で。

親父の話。おかんの話。祖父母の話。
僕が今こうやってこの世に生を授かっている事、それは果てしなく奇跡に近くて、
未来、僕から繋がっていく生命のために僕がここで断ち切るべき運命がある。

正直僕は運命ってものを信じている。信じざるを得ない。
運命は偶然じゃなくて必然だっていう事も信じざるを得ない。
そして運命は同じ所をぐるぐると滞留し続ける。
血が持つ悪い運命の引力から解き放たれなければならない。
でないと、これから何代先も同じ運命の軌跡を辿ることになるんだろう。


23日木曜日。


朝は高知城に。立派なお城で、天守閣からは高知市内が一望出来た。
ほんで高知自動車道を北上。一気に瀬戸大橋まで。
瀬戸大橋の途中にある島・与島に降りて休憩して、
そんで一気に岡山空港まで。

予想以上に早く着いたんでサクッと搭乗手続きをして一つ早い便で羽田へ。
飛行機は積乱雲に幾度となくツッコみ、激しく揺れた。
中華航空機ボーイング737が頭を過ぎったが、毎回その心配は杞憂に終わる。



赤い電車は相変わらず最高の安心感で、羽田から僕の暮らす地にひとっ飛びで。
弘明寺に帰還。横浜は僕を暖かく迎えてくれる。心が安らぐ。



はっきりいって僕は帰省なんてしたくない。
僕が広島を出て横浜に来たのは新天地に自分の暮らしを作るため。
帰省した所で安らげないし、逆に気を遣われるのに耐えられない。
広島は好きだ。家族には会って安心させてやりたいと思う。
だけど帰省はしたくない。

だからいつも何かと帰省を足がかりにして色々とフラフラする。
2年の夏は帰省を足がかりに、広島から横浜に自転車で帰った。
3年の終わりの春には帰省を足がかりに、幼稚園の時の友人宅に遊びに行ったり
18切符を利用して山陰→北陸周りの旅をしたり。
そんな事ばっかりしてる。

親不孝なんだろう。形式的に顔だけ見せに帰って。
きっと”孝行したい時に親は無し”、そんで死に際にも会えやしない。
葬式も行わない。火葬だけしてもらって灰はその人の故郷の海に蒔く事にする。



自分から繋がる未来に絶対に繋げたくない運命を今回の帰省で痛感し、
あれやこれやと未来を思案するいいキッカケになった。
まず今自分が出来る事。それを一つ一つしっかりこなしていこう。
目標を立てて行動しよう。一日一日を無駄にするのをやめよう。


明日から横浜生活頑張るぞ。
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2007/08/23 22:00 | Comments(6) | TrackBack() | 日常

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コメント

おかえり(´∀`*)
posted by ヌーピー at 2007/08/24 12:42 [ コメントを修正する ]
おう◎
イルカ可愛いだろ!?
posted by 雅 at 2007/08/24 19:39 [ コメントを修正する ]
IruCAのイルカってマヌケな顔してるな笑
また高松来てね。
今回は岩ちゃんの邪魔が入っちゃったから、今度は指しで呑みにいこうや◎
posted by だぁーりん at 2007/08/24 20:00 [ コメントを修正する ]
だぁーりん菊井さん
良く良くみたら間抜けですね笑
また行きますよ!!!今度は冬に行きます多分◎
四国好きになりました!
今度はだぁーりん岩ちゃん抜きでw
posted by 雅 at 2007/08/24 20:32 [ コメントを修正する ]
いいなぁ。俺も四国いこ。
ちなみに東北の人間に山を書かせるとたぶん、山を三つくらい並べて書きます笑
posted by nicchi at 2007/08/25 23:30 [ コメントを修正する ]
にっち
四国はホンマ良かったよ!東北が故郷やと新鮮かもかも◎
そっちは山険しそうだもんな笑
posted by 雅 at 2007/08/26 05:32 [ コメントを修正する ]

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